「咲良史歌鹿®」は奈良の新たな魅力。"着る"ことで大きく育ててください。
奈良は多くの魅力を併せ持つ地です。全国的に周知されている歴史や文化、豊かな自然はもちろん、多彩な地場産業製品も、大きな誇りとなっています。
2017年、その奈良の繊維界に新ブランド「咲良史歌鹿®(さくらしかじか)」が誕生しました。
廃棄物だった葛根を活用した葛和紙繊維
" 葛"は、日本書紀や万葉集にもその名が見られ、奈良のシンボルともいえる植物。昔から人々は花を愛で、根は薬や食品に、蔓つるは暮らしの道具にするなどして親しみをもってきました。
「咲良史歌鹿®」の独特な風合いと優しい表情を持つ葛和紙繊維は、吉野葛根を原料に採用。吉野葛製造で葛粉を搾った後に残り、従来なら廃棄物となっていたものです。奈良だからこそ作ることができる、新しくてエコな繊維なのです。
吉野葛の製造後に残る根が原料。葛根を直径20ミクロンのパウダー状に粉砕し、それを和紙に漉き込み、葛和紙を作ります。細い短冊状にした葛和紙(写真手前)と天然素材の糸をより合わせて繊維になります。
豊富なカラーとアイテムで自在に組み合わせ
カラーは、すべて奈良の自然と古都に暮らす人々の営みからヒントを得て設定しました。
豊富なカラーとアイテムで「咲良史歌鹿®」ブランド同士だけではなく、お手持ちの服ともさまざまに合わせられ、多彩なコーディネートを楽しめます。
ロゴデザインについて
近年人気の楽曲にも登場する吉野の千本桜は、奈良が誇る魅力の一つ。「咲良史歌鹿」は、この吉野の桜をメインカラーにおき考案されました。"咲"という文字は、"桜"の「サク」という音おんと文字どおりの
"咲く"がかけられています。また、"歌"は悠久の歴史における数々の和歌をさしています。
親しみやすく、デザイン性豊かなロゴは奈良県出身のアーティスト・松田大児さんによるものです。